これであなたも鍋奉行間違いなしです。人気鍋を作って人気者になりましょう。
鍋料理にはいくつか種類がありますが、汁の状態によって大きく次の3つに分けることができます。
1.水や出し汁で煮込んで小皿などに取り分けた後に、ポン酢などで味をつけて食べる
例えば「ちり鍋」「水炊き」など
2.薄味で具材を煮込み、煮汁と両方が楽しめる
例えば「おでん」「寄せ鍋」など
3.汁気がなくなるまで濃い味付けで煮込んで食べる
例えば「すき焼き」など
次に、代表的な鍋料理の調理法をご紹介します。
・水炊き
お湯で鶏肉や白菜やねぎなどの野菜、豆腐などを入れて煮て、ポン酢などに付けて食べます。
・ちり鍋
具材が特徴的で、昆布だしの中に白身魚を中心として、豆腐、野菜を入れて食べます。ちり鍋に、「河豚ちり」鱈ちり」「鯛ちり」など入れる魚の種類で呼ばれています。肉の場合でも「豚ちり「鶏ちり」などと呼ばれます。
・湯豆腐
昆布出汁のお湯に、豆腐を入れて煮ます。ポン酢や醤油に薬味を加えて食べます。
・寄せ鍋
汁に白身魚、肉、野菜、貝類など色々組み合わせていれ、煮ながらいただく料理です。薬味を加えることによって更においしくなります。
・おでん
豆腐やこんにゃくなどの具材を煮込んで食べます。関西では「関東炊き」と呼ばれています。
・すき焼き
地域によって関東の「煮るすきやき」、関西の「あぶるすき焼き」と食べ方が違います。今では「スキヤキ」と言えば外国人の方も知っている国際料理として愛されています。
最近人気が出てきたのがカレー鍋ですが、カレー味の鍋料理の事を指しています。
カレー鍋は、居酒屋を発信源として口コミで広まり、テレビでも度々紹介され話題になりましたが、最近では、食品メーカー各社で「カレー鍋用つゆ」というのを発売しています。新しい鍋料理としてカレー鍋を作ってみてはいかかでしょうか。
カレー鍋の美味しさの秘密は、食材は厳選された物(ご家庭ではスーパーに売っているもので十分。)、それと和風だし(30種類位のスパイスが配合されたカレー味のスープ)が決め手です。始めのうちはあっさりと、サラッとしていますが、具材を煮込んでいくたびに、だんだんと各食材からの旨みが出てスープと混ざり合い、何ともいえない深くて、コクがあるスープになっていきます。
具材は、基本的な具材プラス、餃子、ベーコンなどカレー味にしても美味しそうな食材を入れても美味しいと思います。
鍋と言えば、「締め」というのも大切ですが、締めは、雑炊、うどんなど入れて楽しむこともできます。
通販ではカレー鍋セットが販売されています。
基本的な、食べ方としては、まず鶏肉やつくねを味わってみてください。次ににお肉をしゃぶしゃぶ風にして食べます。さらに.旨みがつまったスープに野菜を入れて煮込んで、野菜を味わってください。締めは、うどん、雑炊、ラーメンなどお好みでお召し上がりください。
テレビではグッチ裕三氏がカレー鍋の作り方を紹介して、「受かれー鍋」と名付けられるなど、受験生にも受けがいいメニューになり、カレー鍋の人気が高まったと言えます。
「きりたんぽ鍋」は秋田の郷土料理「きりたんぽ」を使った代表的な鍋料理です。
昔、猟師さんたちが山小屋でご飯の残りを練ったものをきのこ類と一緒に鍋に入れて食べたり、味噌を塗って食べたりしたことが、きりたんぽの始まりだといわれています。また、「キノコとともに煮たり」というのがきりたんぽ鍋の始まりではないかとも言われています。
きりたんぽの本場は、秋田県の中でも大館市とされています。
きりたんぽとは、つぶしたご飯を練ったものを秋田杉から作られた棒に巻きつけて焼いた物で、棒から外すとちくわのようにも見えます。それを食べやすく切ったものの事を言います。
秋田県民にとっては鍋と言ったら「きりたんぽ鍋」って言うくらい、居酒屋や宴会だけではなく一般家庭の食卓でもきりたんぽ鍋はよく出てきます。
きりたんぽ鍋はこの「きりたんぽ」を鶏肉と醤油スープの鍋に入れたものです。具材はきりたんぽの他にごぼう、きのこ類、糸こんにゃく、長ネギ、セリなどです。
山の幸をたっぷり煮込んで素朴な料理に仕上がると美味しくいただけます。きりたんぽ鍋の出汁としては、醤油ベースの地鶏のだし汁が一般的です。
結構簡単に出来るのでお手軽ですが、秋田出身以外の人にこの「きりたんぽ鍋」を作ってあげると、かなり喜ばれます。あなたも一度作ってみてはいかかでしょうか。
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